追悼と供養の気持ち

追悼と供養の気持ち身近な人が亡くなった後、鳥や蝶などの生き物が故人と親しかった人の周りに現れるという話、聞いたことがありませんか?

それは故人が「お別れの挨拶」にきているのだと思います。

思い返せば、姪の葬儀の時には、お寺の中にいきなり蝶々が入ってきて、両親の頭のまわりを何度も何度もヒラヒラと舞っていました。特に父親のそばをずっと飛び回っていた蝶が印象的でした。

父が亡くなった翌日には、私の周りを一羽の鳩がずっと付いてきて離れようとしませんでした。「あれっ?もしかしてお父さん」と立ち止まって鳩をじっと見ていると、鳩は鳴きだしました。「クックルックー、クークー・・・」と何度も何度も、それはまるで私に語りかけるような鳴き声でした。最後に私の周りを一回転すると鳩は飛び立っていきました。

その話をすると、不思議なことに親族のまわりにも蝶々や猫が現れ、普段とは違う動きをしていたというので、これは絶対に父がお別れにきたんだね~と皆で話していました。

故人が親しい人の夢枕に立つという話も聞いたことがあります。

単なる偶然かもしれませんし、そのような事は実際にはないかもしれません。ただ、大切な故人が最後のお別れにきてくれた・・・と思うことで誰もが温かい気持ちになり、別れを受け入れる気持ちの切り替えにもなるのでは?と思います。

話は変わりますが、6月23日は慰霊の日です。沖縄戦の犠牲者を追悼する日で、沖縄県独自の休日に制定されているので県内公立学校などは休校です。職場によっては休日になっているところもあるでしょう。

正午の時報とともに捧げられる1分間の黙祷は沖縄全域において習わしになっています。1分間という短い時間ですが、皆が戦争犠牲者の霊を慰め恒久平和を願うこの1分間はとても大切な時間です。

沖縄戦では日米両軍と民間人あわせて20万人以上の犠牲者がでました。そのうちのおよそ半数が民間人だったと推計されています。沖縄県民の4人に1人が命を落とした壮絶な戦いでした。

今の時代でも世界のどこかで争いが起きています。平和を願う気持ちは慰霊の日にかぎらず、いつも持ち続けたいものです。

犠牲者を追悼する黙祷の時間、大切な人への供養の気持ちを込めての合掌、ささやかではありますが、亡くなった人の冥福を祈ることが今を生きる私達ができることではないでしょうか?

お墓事に関しても、気になることを進めていくのは供養の気持ちの現れだと思いますし、それはきっと大切な故人にも伝わっているはずです。

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