墓参りには休憩・水分・同伴者お忘れなく!

今夏、本州では大雨・高温・寒暖差など例年にない過ごしにくい天候に見舞われています。北海道の気温が3回も猛暑日を記録するも、一方の沖縄では過ごしやすい気温が続くなど・・・ちぐはぐなことが起きています。

でも、意外に沖縄は猛暑日になったことが少ないのをご存知ですか?

最高気温が35度を超えた日を「猛暑日」といいますが、気象庁発表の那覇の最高気温を確認してみると、ベスト10のうち7つは1916年に記録されたものなんです。

35.6度 (2001/8/9)
35.5度 (2003/8/3, 1916/7/21)
35.4度 (1916/7/16)
35.3度 (1916/7/23)
35.2度 (1916/7/19, 1916/7/20)
35.1度 (2017/7/16, 1916/7/17, 1916/7/18)

ということは、沖縄の1890年の観測開始以来、近年で那覇で猛暑日になったのは3回しかないということなんです。ちなみに日本の最高気温は41.1度(2020/8/17静岡県浜松)(2018/7/23埼玉県熊谷)となっています。人間の体温よりも高い41.1度の気温の中、熱中症予防など、各自で命を守る対策が必要となります。

そんな中、長崎在住の僧侶が「お盆の墓参りは2人以上でいくように」と呼びかけたツイートが話題になっているという記事をみました。

久しぶりの墓参りで張り切って掃除をすると時間も忘れやすい。休憩・水分・同伴者お忘れなく!熱中症で動けなくなった場合、発見が遅れて危険だというのです。お墓は日陰が少なく、灼けた墓石やコンクリートは石窯のオーブンであり、久しぶりの墓参りで張り切って掃除をすると時間も忘れやすい。休憩・水分・同伴者お忘れなく!と呼びかけたのです。

なるほど、おっしゃるとおり!と凄く同感しました。普段ならこんな暑い日に外出することは避けたいもの。しかし、お盆のお墓参りは日程が決まっているので行かざるを得ない状況に・・・ご年配の方こそ、お墓参りに出かけたいという思いが強いのも頷けます。

少子高齢化の昨今、一人暮らしの高齢の方も増えてきています。人気のない場所のお墓参りに行くときは、なるべく誰かに付き添ってもらいたいものです。

沖縄の旧盆は今週20日(金)から22日(月)まで!

盆入り1週間前にはお墓掃除を行うので、ほとんどのご家庭では終えたところが多いと思いますが、地方によってはウンケーの日にご先祖様をお墓まで迎えにいくというところもあるようですね。来年のシーミーやタナバタ墓掃除やお墓参りの必要があるときは「休憩・水分・同伴者お忘れなく!」というフレーズを覚えておいてくださいね!

さて、お墓のことで気になることはありませんか? 天久石材ではお墓の建立、全体的なリフォームから部分的な改修・補修、草むしりなど、真心をこめてお手伝いさせていただきます。

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