韓流ドラマ「ホ・ジュン~伝説の心医」の教え

韓流ドラマにはまっている方、多いと思いますが、私は中でも時代劇に興味があり、これまでも「官邸女官チャングムの誓い(54話)」「善徳女王(62話)」など、連日の睡眠不足も気にならないほど一気見したものです。

歴史ものにはまる理由は、韓国文化の世界観が垣間見えるところ。どことなく琉球と似ていると感じるところがあり親近感を持ちます。

また、実話でもフィクションでも、必ずや王位争いのドロドロとした人間関係がクローズアップされ、敵に立ち向かうヒーロー&ヒロインを応援したくなるのです。

そして、なんといっても民族衣装である「チマチョゴリ」のきらびやかな装い!それを身にまとった女優さんの美しさ!頭の上に三編みをクルクルっと巻いた髪型のカッチェ(가체)姿には心を奪われます。ちなみに男性用の民族衣装はパジチョゴリというらしいですね!

さて、最近、韓流ドラマ時代劇の王道といわれる「ホ・ジュン~伝説の心医」をみました!なんと135話の壮大なスケール。李氏朝鮮時代、名医として実在した人物をモデルとしたドラマで、医者や医女の博愛精神と人間愛に溢れたストーリーでファンも多く、韓国では最高視聴率63.7%という驚異の記録を打ち立てた国民的人気ドラマらしいです。

医術シーンでは鍼灸治療や湯薬の服用などが主に出てきますが、病状に応じて薬草を煎じて湯薬を作るシーンを見ると、テレビ越しに薬草の香りが伝わってくるようで自分まで元氣になったような気がします。

沖縄は薬草の宝庫と言われているので、同時期の琉球王朝時代にもそのように薬草を煎じて飲んでいたのでは?と思い、見入ってしまいます。

ドラマの中で、印象に残っている言葉があります。巻き戻して何度もその場面をみました!それは師匠からの教え、宇宙(天)と人の関連性!!!

医術とは人間が本能で自らを救う行為だ。

従って 体に刺さったトゲを手で抜くのも医術。しびれた体をもんだり傷んだものを食べて吐くのも医術だ。医術を学ぶには人体を知らねばならん。人体は宇宙と似ている。生命の根源は宇宙のそれと同じだ。頭の円形は天を天をかたどり。足の方形は地をかたどる。天に四季があるように人には四肢がある。天には五行(木火土金水の五元素)があり人には五臓(肝、心、脾、肺、腎)がある。天には六極(天、地、東西南北)があるように人には六腑(胆、胃、小、大腸、膀胱、三焦)がある。天には九星(一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星)があり人には九響(口、両眼、両耳、両鼻孔、尿道口、肛門)がある。天には十二時があり人には十二系脈(【手経/上肢】太陰肺経、陽明大腸経、厥陰心包経、少陽三焦経、少陰心経、太陽小腸経【足経/下肢】太陰脾系、陽明胃経、厥陰肝経、少陽胆経、少陰腎経、太陽膀胱経)がある。天には二十四節季があり人には二十四愈(陰部から顎への直線上にある24の経穴)がある。天が三六五度であるように人には三六五の関節がある。

病を治すにはまず患者の心を癒せ。患者が持つ疑いの心や雑念を取り除き心身を楽にすること。心を天と一体化させれば心が落ちついて穏やかになり病が癒える。

と綴っています。

なるほど・・・私達の身体は神秘的なものなのだと感じます。そして、あらためて沖縄の「亀甲墓」のことを思い出していました。亀甲墓は女性の子宮のようなカタチをしています。私達は母親の子宮から生まれ、そして、生まれた場所(亀甲墓)に還っていくのです。亀甲墓はきっと宇宙と私達を繋げてくれる入り口で・・・そこに入ると皆キラキラ輝くお星さまになって子孫を見守ってくれている・・・な~んて妄想が広がり、心はすっかり宇宙に飛んでいます(笑)

さぁ、2020年はユンヂチ!お墓事をするには良いとされています。お墓の建立や修繕、小物類の購入などお墓事で気になることがあれば、このユンヂチの年回りに取り掛かってみませんか?

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