変わっていくもの、変わらないもの

変わっていくもの、変わらないもの。先日TVでみた「瞬きする遺影」。

遺影の写真が瞬きをするんです!さらにAI技術で写真の顔を動かすことができ、笑顔や、悲しんだ表情など故人の喜怒哀楽の表情を作ることが可能だとか。遺影もここまで進化しているんですね。「温もりを感じる」「大好きな故人を思い出した」などの好意見の他、「リアル過ぎて怖い」「余計辛くなる」など、賛否両論の声があがっているようです。サービス開始は2020年4月からなので、近いうちに沖縄でも瞬きする遺影にお目にかかれるかもしれませんよ。

葬儀ビジネスもかなり進化してきました。一昔前までは「死」を連想させることはNGであったものが、今では終活の一貫として、本人や家族が納得するのならと、各自のライフスタイルとして受け入れられる時代です。そんなこともあり、新しいサービスやアイディアが次々と発表されています。

お墓のスタイルにも変化が見られます。少子化の影響もあり、お墓を継ぐ人がいないから、または子どもたちに迷惑をかけたくないとの理由から永代供養にしたり、自分の終の棲家として好きな場所を選ぶ樹木葬や海への散骨、手元供養、さらには宇宙への散骨というのもあり、「お墓に納骨する」という以外の選択肢も増えてきました。

亀甲墓一方、先祖代々から受け継いだお墓をしっかりと守っていくために、お墓を新しくしたり、メンテナンスをしっかり行ったりする方もいらっしゃいます。特に沖縄の場合は門中墓を大事に受け継いでいくご家庭が多いと感じます。

どれが正解でどれかが間違い・・・というのはないと思います。それぞれが置かれている立場や環境、人間関係などから、「自分や祖先のお墓はこうしたい!」と、当事者が納得の考えであればそれでいいと思います。(まわりが同意してくれるとは限りませんが・・・)まずは、一度お墓のことをしっかり考えてもらいたいものです。

葬儀やお墓のあり方が多様化している時代、一番大切なのは故人に対する想いではないでしょうか?。お墓のスタイルはバラバラでも、家族や祖先を敬う気持ちは永遠に変わらないと思うのです。(変わっていくものもあれば、変わらないものもある・・・!!)

さて、来年2020年はユンヂチ!ユンヂチの年はお墓事をするのに良いとされているので、お墓の改葬や修繕に加え、壁や塀の工事、小物類(香炉、花筒、供物台、墓標、カミアンジー)の新調など、この中で気になることがあれば、ぜひ進めて行きましょう。

見積もりは無料です。お墓掃除や草刈りの依頼や壁の改修工事、小物類の相談やお供え物の準備も承ります。㈱天久石材へお気軽にご相談ください。

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