自分のお墓をデザイン

一昔前までは葬儀やお墓、相続や遺言などの話題は「縁起でもない!」とタブー視されていましたね。今では「終活」の言葉に後押しされるように、自分の人生を自分らしく締めくくるための情報を集め、取り組む方が多くなっています。

皆さんは自分のために何か動いていることがありますか?

『自分の葬式には好きなクラシックの曲を流してほしい!』、『子どもたちが相続で争わないように、今のうちに専門家に相談している』、『生前整理を始めた』、『自分の入るお墓はすでに用意している』など・・・人によって取り組む内容は様々ですね。

国指定史跡にもなっている三重県松阪市の妙楽寺にある本居宣長(もとおよりなが)のお墓は、本人がデザインしたことをご存知ですか?

本居宣長はたいそう入念な人物で、亡くなる1年前には自分の葬式の段取り、そして埋葬してほしいお墓のイメージを描き、遺言書にしたためていたといいます。

墓地の面積や塚の高さを指定し、塚には芝を張り、塚の上には山桜を植えること・・・墓碑銘や完成図なども添えられていたというから驚きです。

そして、彼の死後、お墓の構造は概ね遺言書通りに作られ、墓石の碑文も彼の自筆であるようです。1801年、江戸時代後期に終活のさきがけを行った人物「本居宣長」覚えておきたいですね。

私たちは日々、時間に追われています。やりたいことも沢山ありますし、優先順位も人それぞれ・・・。また物事にはタイミングも必要です。しかし、明日やろう・・・時間があるときにやろう・・・いつかやろう・・・と思っていたらいつまでたってもできませんね。大切なのは、彼のように行動に移すことではないでしょうか?

自分のお墓やご先祖様のお墓で気になることはありませんか?

お墓の建立や修繕などで気になることがあれば天久石材までお気軽にお問い合わせくださいお見積りは無料です!まずは行動してみませんか?

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