台風一過で青空が広がっていますが、台風後はおおわらわですね。庭やベランダの片付けに始まり、窓ガラスを拭いたり、洗車をしたり・・・あっ、まだ洗車をされていないという方はお早めに!
塩害は怖いですからね。建物や車の耐久性にも影響してきます。ということは・・・そうです、塩害はお墓にも影響します!でも、お墓はこまめに掃除はできないので、「耐えてくれ~」と祈るばかり。いやいや、祈るだけではいけません。定期的なメンテナンスも必要です。
墓石に使われる石は頑丈そうだから大丈夫!と思われがちですが、沖縄はコンクリート墓も多いので、長年雨風や直射日光にさらされていくと、ヒビが入ったり、壊れたり、錆がでてきたり、汚れがひどくなったりと、コンクリートならではの劣化が気になるものです。
建物と同じようにお墓にも耐久年数があるので、修繕や建て替えが必要となってくるのです。先祖代々から伝わるお墓を継承している場合は、古いお墓も多いので気になるところですね。
来月の13~15日は旧盆です。沖縄では旧盆前の旧暦の七夕にお墓を掃除をする習慣があります。掃除をしながら「来週はお盆ですからね~、どうぞいらしてください」と、ご先祖様に伝えながらのお墓参りから沖縄のお盆は始まるのです。
沖縄で多い「亀甲墓」や「破風墓」は大きいので、掃除も一苦労ですね!でも、家族総出で掃除をするその姿に、ご先祖様も微笑んでいることでしょう。
また、旧暦の七夕はお墓の引っ越しや改修・補修にもいい日とされています。
ユンヂチ(1年が13ヶ月となる閏月)と一緒で「日無し(ヒーナシ)」といって、神様の目が届かない日とされ、お墓の引っ越しや位牌や仏壇の交換、掃除などに良い日とされているのです。この時期にあわせてお墓事、仏壇事を行う方も多いものです。
今年は8月7日が旧暦の七夕にあたります。掃除をしながら、お墓の点検も行いましょう。
- 雨漏りはしていませんか?
- ヒビ割れや壊れているところはありませんか?
- 錆は大丈夫?
- 香炉などの小物類が壊れていませんか?
- 雑草が生い茂っていませんか?
- 壁面のコケや汚れが気になりませんか?
気になるところがあればメンテナンスの時期かもしれませんね。私たちが快適な住まいを必要とするように、ご先祖様にも居心地のいい空間で過ごしてもらいたいものです。
株式会社天久石材では、お墓の全体的なリフォームから部分的な改修、補修など様々な実績をもとに『お墓事』のお手伝いができます。お見積りは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。