迷走台風の合間を縫って。識名霊園S家様のお墓修繕工事レポート

迷走台風の合間を縫って。識名霊園S家様のお墓修繕工事レポート

非常に動きの読めない「迷走台風」が接近・停滞しており、連日天気予報とにらめっこする日々が続いております。急な豪雨や突風など不安定な天候となっておりますが、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか。

さて本日は、那覇市の識名霊園にて進めております「S家之墓」の修繕工事の様子をご紹介いたします。台風の動向を慎重に見極め、安全第一を心掛けながら、雨風が落ち着いたタイミングを見計らって作業を進めております。

今回の工事の主な内容は、大きく分けて以下の2点です。

①お墓表面のひび割れ(クラック)補修 沖縄のお墓はコンクリート造りのものが多く、長い年月、強い紫外線や潮風に晒されることで、どうしても表面にひび割れが生じてしまいます。特に今回のような台風が来ると、その小さな隙間から雨水が内部へ侵入し、鉄筋のサビやコンクリートの爆裂(剥がれ落ち)を引き起こす原因となります。 大切なご先祖様が眠る場所を長くお守りするため、まずは高圧洗浄で長年の汚れを丁寧に落とし、しっかりと乾燥させました。その後、専用のパテや補修材を用いて、ひび割れ一つ一つを丁寧に埋めていく下地処理を行っています。これにより、お墓の耐久性が格段に向上し、見た目も美しく若返ります。

②境界へのブロック積み作業 続いて、お墓の敷地境界部分にコンクリートブロックを積む作業です。境界線を明確にすると同時に、周囲からの土砂の流入や、逆に敷地内の土砂が流出するのを防ぐ土留めとしての役割を果たします。識名霊園のような起伏のある地形では、大雨時の土砂対策は非常に重要です。 しっかりと基礎を打ち、水平・垂直をミリ単位で確認しながら、職人が一つひとつブロックを積み上げていきました。境界がはっきりしたことで、敷地全体がぐっと引き締まり、より整然とした立派な佇まいへと変化しています。

自然相手の仕事ゆえに予定通りに進まないもどかしさもありますが、決して焦らず、ご親族の皆様が安心してお参りできる立派なお墓へと仕上げてまいります。S家様、完成まで今しばらくお待ちくださいませ。

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