「あと何回、会いに来れるだろう」を「いつでも来れるね」に変える。〜識名霊園で叶える、今の場所でのバリアフリー改修〜

こんにちは、天久石材の担当者です。
●お参りが「苦行」になっていませんか?
識名霊園の青空の下、重い2㍑の水を何本も持ち、急な坂道や不揃いな段差を進む。かつては当たり前だったその道のりが、年を重ねるごとに「険しい修行」のように感じられてしまう。
「ご先祖様に申し訳ないけれど、足が痛くて足が遠のいてしまう……」
そんな声を、私は多く耳にします。お墓を移設(引越し)するのは大変な決断ですが、実は「今の場所のまま、歩きやすさをデザインする」という選択肢があります。
●プロが見る「見えない障壁」と、その解決策
石材会社として現場に入ると、施主様が気づかない「歩きにくさの正体」が見えてきます。私はそこを一つずつ、優しさに変えていきます。
「滑る恐怖」を「安心の歩行」へ:
沖縄の雨に濡れ汚れたコンクリートは、驚くほど滑ります。劣化した表面を整え、洗浄するだけで、一歩一歩の踏み込みが変わります。
「高すぎる段差」を「優しいリズム」へ:
昔ながらの大きな段差を、緩やかな階段やスロープに作り替えます。たった5cm、10cmの調整が、膝への負担を劇的に減らします。
「支えのない不安」に「頼れる手すり」を:
要所に一本の手すりがあるだけで、立ち上がりや移動の不安は消えます。墓所の景観を損なわない、丈夫で美しい素材を選びます。
「立ちっぱなし」から「語らいのベンチ」へ:
お掃除の合間に少し腰を下ろせる石のベンチを設けます。お墓は「お参りしてすぐ帰る場所」から「ゆっくりご先祖様と語らう場所」へ変わります。
●変わるのは「道」ではなく「家族の時間」
工事が終わった後、杖をついたおばあちゃんが、誰の手も借りずにゆっくりとお墓の前に立った時。その時のお顔は、険しい表情ではなく、穏やかな笑顔でした。
「これなら、また来れるね」
その言葉こそが、私たちが墓工事をする理由です。
お墓までの距離は、物理的な数字だけではありません。歩きやすさを整えることで、心とご先祖様の距離も、ぐっと近くなるはずです。


