C家之墓建替工事・・・【出骨】宜野湾市
建替工事前の出骨・・・・いよいよ新しいお墓への建て替えに向けて、現在の場所からご遺骨を取り出す「出骨」の儀式を執り行いました。当日は、澄み切った青空の広がる、素晴らしい晴天に恵まれました。
C家のご親族様、そして私たち作業員一同、皆様の温かい見守りのもと、作業は終始滞りなく、静かに、そして厳粛に進めることができました。古くからこの地でご家族を見守ってこられたご先祖様のご遺骨を、丁寧に、そして感謝の気持ちを込めて取り出させていただきました。故人様も、この晴れやかな天候と、新しいお墓での再会を楽しみにされていることでしょう。

完成イメージ↓
基地のフェンス越しに見る「学び」の光景・・・・作業前、私たちはお墓のすぐそばで、少し目を引く光景に出会いました。それは、普天間飛行場の基地を隔てるフェンスの外側。30人あまりの団体が、基地内をじっと見つめながら、ガイドの方の説明に熱心に耳を傾けていました。服装や様子から察するに、県外から訪れた高校生の皆さんのようでした。
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重厚なフェンス。
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その向こうに広がる広大な基地。
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そして、その手前で、沖縄の歴史や現状について真剣に学ぼうとする若い世代の姿。
私たちが「命の継承」を担う出骨作業をしているすぐそばで、未来を担う彼らが「平和の継承」を学んでいる。
お墓と基地、そして学生の皆さん。三者が隣り合うこの独特な場所で、私たちは改めて、沖縄の歴史と、ご先祖様が守り続けてきた大切な土地の意味を深く感じさせられました。






