沖縄には、97歳を迎えた人の長寿を盛大に祝う「カジマヤー」「風車祭」という伝統行事があります。
色鮮やかな風車で飾られた車にお年寄りが乗り、家族や地域の人々が長寿を祝う、沖縄ならではの華やかな行事です。
今回は、カジマヤーの由来や風車に込められた意味についてご紹介します。
カジマヤーは97歳の長寿祝い
カジマヤーは沖縄で大切にされてきた長寿祝いの一つです。
沖縄では、数え年で、干支にちなんだ年齢の節目を「トゥシビー」として祝う風習があります。
13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳、97歳など、干支が回る毎にやってきます。
特にカジマヤーは1年を354日で数える太陰暦では100年に相当し、特別な長寿祝いとして知られています。
風車に込められた願い
「カジマヤー」とは、沖縄の言葉で「風車」を意味します。
その由来には諸説ありますが、長寿を重ねた人が子供の心に戻り、風車で遊ぶようになるという言い伝えがよく知られています。
カジマヤーでは、赤や黄色などの色鮮やかな風車を飾り、お祝いする人々の目を楽しませます。
風車を手にしたお年寄りを車に乗せ、パレードする地域も珍しくありません。
家族ぐるみどころか、地域ぐるみで長寿を祝福するのです。
長い人生を歩んできたお年寄りへの敬意と、これからも元気でいて欲しいという願い。
風車には、そんな思いが込められているのかもしれません。
家族や地域で長寿を祝う沖縄の文化
カジマヤーは、本人や家族だけでなく、地域の人々も一緒になって長寿を祝う行事です。
親族が集まって祝宴を開いたり、家庭で神仏やご先祖様に手を合わせたりすることもあります。
沖縄では、家族やご先祖様とのつながりを大切にする文化が、日々の暮らしや年中行事の中に息づいています。
97歳という長い年月を歩んできた人を囲み、みんなで喜びを分かち合うこと。
それは、命の尊さや人と人とのつながりを改めて感じる機会でもあるでしょう。
長寿を喜び、受け継いでいく思い
人生を長く歩んできた人を敬い、その長寿を家族や地域みんなで祝うカジマヤー。
そこには、長生きへの願いだけでなく、これまでの人生への感謝や、家族のつながりを大切にする沖縄の心が表れているように感じます。
色鮮やかな風車が回るカジマヤーの風景。
これからも、長寿の島沖縄の大切な文化として受け継がれて言って欲しいです。

ご先祖様へ想いを込めたお墓づくり、墓じまい、お墓の売買などお困りの方はいつでもご連絡ください。