クリスマスも終わり、いよいよ年越しが近づいてきました。
一昨日までは半袖で過ごせていた沖縄ですが、昨日は急に風が強くなり、夜にはグッと気温が下がり、今日はもう冬の気配です。
今年は寒くなるのが遅いなと思っていた数日前が嘘のよう。急に冬が来すぎでしょと突っ込みたくなるくらい寒くなりました。
寒さを感じるようになると一気に師走の感じが出てきますね。
さて、今年最後のブログになります。今回は沖縄の年末年始について紹介したいと思います。
1.新正月と旧正月
まず、沖縄には新正月と旧正月があります。もちろん新暦・旧暦です。
よく沖縄では正月が2回あると言われますが、このことですね。最近は少なくなってきたようですが、昔は2回ともお年玉がもらえたりして、子供ながら嬉しい行事だった記憶があります。
2.年越しそばとお正月料理
沖縄では「年越しそば」という風習はありませんでした。ですが、本土の年越しそばの習慣を準え、沖縄そばで年越しを行う家庭も最近は増えているのではないでしょうか。
また、私の育った地域では大晦日には三枚肉の煮付けが必ずあり、「1枚食べると1年年を取る」と言われてきました。お肉が大好きだったので、何年分も年をとったのはいい思い出です。
この三枚肉の習慣、ちょっと調べてみたのですがネットではあまり出てこず、基本的には旧正月前の大晦日(トゥシヌユルー)に豚を潰してソーキ汁にする、というのが結構一般的のようです。「鳴き声以外は全部食べる」と言われているように、潰した豚を余すことなく料理し、年末年始のご馳走として食べるのだそうです。
そして年始には親族を迎える家庭はご馳走を用意します。ここで出す料理はもちろん重箱料理ですが、最近はオードブルを注文する家庭も多いと思います。色々なスーパーやお弁当屋さんもバラエティあふれるオードブルを出しているので、いろいろ試してみるといいかもしれませんね。
また、ソーキ汁だけでなく、中身汁やイカ墨汁を作る家庭もあったりと、汁物も豊かです。
最近は本土のお節料理を注文できたりもするので家庭によってかなりバラエティに富んだ料理が出されているのではないでしょうか。
3.年末年始の過ごし方
沖縄の大晦日に関しては、あまり本土と違いはありません。大掃除をして家中を清め、年越し沖縄そばを食べて家族でテレビでもみながら年越しを迎える、というのが一般的でしょう。
そして年明けは変わって大忙しになります。仏壇がある本家であれば、朝から親戚がお歳暮を持って挨拶に来るので、そのおもてなしをします。
そしてもちろん親族や関わりのある家へお歳暮を持って挨拶回りをします。私は子供の頃は従兄弟たちと一緒に子供だけで親戚周りをしていましたが、今はコロナ以降、あまり親戚周りをせず、お歳暮のやり取りも減ってきたように感じます。子供心に、親戚のおじさんおばさんからお年玉をもらえるのが楽しみでした。時代は変わって行きますね。
4.お歳暮はお正月に!
本土ではお歳暮は年末、12月頃に贈り合う習慣があると聞きます。名前も「歳の暮れ」ですもんね。
沖縄は年末にお歳暮を送ることはあまりしません。基本的には上記したようにお正月に仏壇がある親族の家へ持って行きます。
仏壇前にお歳暮を置き、線香をお供えしてウートートーするのです。それからその家の方と少しお話ししてご馳走をいただき、お年玉をもらう。
なんとも言えない沖縄の昔の原風景のように感じます。
5.初詣ももちろんする!
初詣ももちろんあります。家庭によってお参りする神社やお寺は大体決まっていたりしますが、別にどこにお参りしても構いません。
この時期は神社やお寺の前にもたくさんの屋台や出店が出ており、1つの楽しいイベントになっています。
6.まとめ
沖縄の正月は、昔からの伝統や習慣と最近の本土からの文化が混ざり合っているように感じます。また、基本的に新暦でのお祝いですが、旧暦のお正月の行事もたくさん残っています。最近では年末年始も営業しているお店も多く、普段忙しい家庭でも楽しく、もしくはゆっくりと過ごせるようになっているのではないでしょうか。
それでは皆様、2025年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!

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