十五夜(ジュウグヤ)

十五夜(ジュウグヤ)

旧暦の8月15日は十五夜です。今年は10月6日にあたります。

十五夜は言わずと知れた「中秋の名月」として「月祭り」が全国的に行われます。

元々は中国の唐の時代に行われていた中秋節の観月宴が始まりだと言われています。

それが平安時代に日本に伝わり、貴族社会に広がっていきました。そして江戸時代には庶民に普及し、江戸時代中期ごろから月に見立てた団子やススキを飾るようになったと言われています。

沖縄では「ジュウグヤ」「ジュウグヤウガミ(十五夜拝み)」「チチウガミ(月拝み)」と呼ばれ、月を愛でると同時に豊作や無病息災・子孫繁栄を願う行事でもあります。十五夜前後に「八月遊び」や「八月踊り」と呼ばれる豊年祭が行われる地域も多いです。

また、地域によっては「村遊び」「綱引き」「村芝居」などの余興が行われます。

綱引き

特に糸満では旧暦8月15日に糸満大綱引が行われます。豊年・大漁祈願・家内安全・無病息災を祈る神事です。こういったお祭りは現在では土日や祝祭日にずらして行うことも多いですが、糸満では伝統を守り旧暦8月15日に行っています。

村芝居

豊年祭では組踊や獅子舞、棒術といった奉納芸能が演じられます。その中に村芝居というものがあります。日頃芸能とは無縁の村人たちが役者に扮して芸を競うというのがかつての村芝居だったそうです。舞台で演じられる村芝居に泣き、失敗や勘違いさえ笑いにかえ、拍手や手拍子が鳴り止まなかったそうです。そんな村芝居も、最近では少なくなってきたとか。

また、沖縄ではお団子とススキの代わりに「フチャギ(付着木)」と呼ばれる小豆をまぶした塩餅をヒヌカンや仏壇にお供えします。

小豆には魔除けや子孫繁栄、餅には力強さと生命力、長寿や繁栄の意味があります。

そのためフチャギは「小豆で邪気を払い、餅で生命力を願い、月に供えて感謝と祈りを捧げる」沖縄の食べ物といえます。

来週月曜日は十五夜。

せっかくの機会なので、フチャギを供えてお月見をしてみてはいかがでしょうか?

 


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