彼岸とは
日本の節句で「春分の日」と「秋分の日」そしてその前後3日をいいます。
大陸から伝来した文化のようにも思えますが、インドや中国にはこの行事はなく、日本古来の太陽信仰や祖霊信仰からきているのではと考えられています。
春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。太陽が真東から昇り真西に沈むことから、西に沈む太陽を礼拝し、西方にあるとされる極楽浄土に想いをはせたのが始まりだとか。
お供物
うるち米ともち米を炊いてついてまとめ、餡で包んだお菓子は、この時期のスーパーではよく売っています。
実はこのお菓子、全く同じお菓子なのに季節によって名前が変わります。
春分の時期は「ぼたもち」。
秋分の時期は「おはぎ」。
これも春に咲く牡丹の花と秋に咲く萩に由来しています。
「春は牡丹、秋は萩」と覚えると、お菓子の名前も出てくるかもしれませんね。
彼岸と此岸
「彼岸」とは、仏教からくる言葉でです。
元々は渇愛や煩悩といった悟りへ至るために越えるべきものを暴流な川に例え、その向こうにある涅槃のことを指したものでした。
現在ではこの川が「三途の川」と混同されてしまい、三途の川の向こう側=あの世という感覚を持っている方が多いかと思います。
そしてその反対、煩悩に満ち溢れるこの現世の世界を「此岸」と呼びます。
沖縄では
本土ではこのお彼岸に合わせてお墓参りをしたりしますが、沖縄ではあまり頻繁にお墓参りをしません。
お墓参りに行く日は決まっていて、旧暦1月16日のジュウルクニチと、4月のシーミー、そして旧暦7月7日のタナバタの3回が基本です。その前にお墓の掃除などをしたりします。
沖縄のお彼岸では、ヒヌカンと仏壇にお供え物をして先祖を供養します。
お供え物は沖縄らしくウサンミが基本ではありますが、お彼岸に限ってはご馳走を取り分けた「ウチャワキ(お茶脇)」や「ムイグァーシ(お菓子の盛り合わせ)」、お餅などを供える家庭も多いです。
「暑さ寒さも彼岸まで」
2025年の彼岸は春分の日が3月20日、秋分の日が9月23日でした。
ちなみに来年は3月20日と9月23日です。
春分はそれ以降昼が長くなっていくため寒さが和らぎ、反対に秋分は秋の夜長に向かうため涼しくなっていきます。
そのため、彼岸を迎えれば厳しい寒さや残暑が和らいでいくことからこの言葉が生まれたようです。
ちょっと前まで夜の7時でも散歩できるほどの明るさだったのが、最近急に暗くなるのが早くなったような気がします。
今年の夏も暑かったですが、これからはどんどん涼しくなっていくんでしょうね。

お墓の売買でお困りの方はいつでもご連絡ください。