沖縄の人は、神社やお寺・仏壇やお墓で祈る際、その行為のことを「ウートートー」と言います。
どうやら漢字では「御尊い」「おお尊い」と書くようです。
沖縄の人は子供の頃から「トートーメーにウートートーしないさい」と大人から教えられ育ちます。その感覚は自分達ではあまり感じませんが、かなり深く根付いているようです。
あの世からずっと見守ってくれているご先祖様にお礼を言ったり、報告をしたりするのです。
さてこの「拝む」という行為。
お坊さんから聞きましたが拝むというのは自分の外を変えることではなく、自分の内を変えることだと。
私が思ったのは、自分の思いや誰かに伝えたいことを「拝む」という形で仏様に聞いてもらうことで言語化し認知するということなのかな、と感じました。
もしかしたら沖縄の「ウートートー」もそういう側面があるのかもしれませんね。